リビングかごしま 「これが校区の力だ!」

リビングかごしま新聞紙面企画
「これが校区の力だ!」の
最新号&バックナンバーがみれるよ!

西伊敷校区 高齢者と子どもたちがふれ合うまち 西伊敷
 

通学ボランティア
 昭和43年から始まった伊敷団地の開発に伴い設立された西伊敷小学校は、設立35周年。
 住宅地でありながら、ウグイスの声も聞かれる環境。新しい町に各地から移り住んだ若い世代が今や子育てを終え、落ち着いた佇まいを見せる西伊敷校区です。
 昔ながらの祭りや地緑もないところに暮らし始めた人々をつないだものの一つが、ソフトボールでした。「団地内で地区ごとに24ものチームを結成。現在も13チームが健在。伊敷団地ソフトボール協会は今年35周年を迎えます」と話すのは市会議員で校区公民館運営審議会委員長でもある竹之下隆治さん。  

中国長沙友好花火大会  メンバーはソフトボールに興じるだけでなく、あいご会やスポーツ少年団など子どもたちを育てる活動のほか、阪神大震災の折にはチャリティー行事を行うなど積極的に活動。
 「『じいちゃんの葬式はグラウンドでせんとね』と孫から言われる人もいます」というほどに、地域にしっかりと根を下ろしています。
 また西伊敷校区の大きな行事となっているのが、毎年夏に行われる中国長沙友好花火大会。友好都市盟約を結ぶ中国長沙市との交流を深めようと1986年から続けているもの。地域住民らが地元商店街などに協力を求め、資金を集めて開催。団地外からも多くの見物客が訪れます。
 小学校のすぐ横に市立老人ホーム「いしき園」が建つことも特徴のひとつ。「持久走大会の時には老人ホームの敷地も走り、お年寄りからも大きな声援をいただきます」とは原田清昭校長。
 いしき園の運動会に児童が参加し、小学校の運動会にお年寄りらが参加するなど、高齢者との交流の機会を多く持つようにしています。学校支援ボランティア指定校にもなり、地域住民の力を借りた学校教育への工夫も進められています。
 「住民は確かに高齢化して活きています。でも、これまで町を一緒につくってきた横のつながりがあるから心強い」と朗らかに笑う竹之下さん。団地に住む退職校長の会の面々により、子どもたちの見守り隊を作ろうという動きもあるとか。
 共に年齢を重ねながら、その時々にできる町への協力を惜しまない姿に、次の世代も教えられることが多いことでしょう。

 

ご意見・ご感想や活動への参加希望などをぜひお寄せ下さい。
小学校の卒業生や同じ校区に住む方などの貴重なご意見をお待ちしております。

メールを送る