リビングかごしま 「これが校区の力だ!」

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桜丘西校区 地域・家庭・学校が連携して花いっぱいの団地に 花と笑顔が溢れる桜ヶ丘で子どもたちのふるさとづくり
 

花壇作り  桜島と錦江湾が眼下に広がる桜ヶ丘団地を校区に、昭和53年4月、児童数100人でスタートした桜丘西小学校。住宅の建設とともに子どもたちは急激に増え、4年後の桜丘東小の開校後も児童数は年々増加し、1000人を超える時もあったそう。昨年創立30周年を迎え、まさに当時県下最大級の団地の成長と共に歩んできた学校だということが分かります。
 「造成したシラス台地に人家はまばら、文化も史跡も何もないところから始まりました。言葉も考え方も違う、全員が新しい住人ですからね。協力し合って、力を合わせて町を作ってきました」と話すのは西郷幸男さん(88歳)。長年校区を支え続けてきた人のひとりです。もちろん、今も校区や地域の多くの役どころで活躍中の頼もしい存在です。
 新しい町だからこそ、「子どもたちには〝ふるさと意識〟を持たせたい」と始めた、十五夜や夏祭り、鬼火たきなどのお祭り。今では大人も楽しみにしている行事となり、毎回多くの参加者でにぎわいます。  

鬼火たき  また、住民同士の親ぼくを図ろうと、「花と笑顔あふれる桜ヶ丘」をスローガンに、各町内会の公園に花壇を作り、高齢者クラブやあいご会が中心となって、花作りを推進しています。「学校でも、毎週朝の活動の中で〝みどりタイム〟を設け、子どもたち自身で学級園や、一人一鉢の世話をしているんですよ」と教えてくれたのは辻建男教頭です。
 今年からは新しい取り組みもスタート。「ここは自分の町、子どもといえども一住民なんだということを感じてほしい」と、5月30日には「ゴミゼロの日」の清掃活動を予定しているそう。1年から6年生まで全員が、自分たちの住む町に関心を持ち、自分の町をきれいにするボランティア活動です。安全への取り組みも盛んな同校区。平成17年には「おかえりパトロール隊」を結成。さらに安全を確保できるものにしようと、19年度からは、子どもたちの下校時に交通安全指導やあいさつ指導を行う「安全パトロール隊」が結成されました。PTA会員全員で結成されていて、毎日交代で徒歩や車でパトロールをしています。ここに、町内会、スクールガード隊、老人クラブ睦会のボランティアも加わり、地域全体で子どもたちの安全を守っています。
 ゼロからスタートした新しい町も、いまや人と人のつながりで、確かな歴史が作られていることが感じられる桜丘西校区でした。

 

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