リビングかごしま 「これが校区の力だ!」

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清水校区 地域で支える「文武両道」と「感謝の心」 自分に負けず、やりぬく力。海から学ぶ「清水魂」
 

遠泳大会  城下町として古くから発達した上町地区。島津家の歴史にまつわる史跡をはじめ、文化的・歴史的遺跡も多く、明治時代に活躍した偉人たちに縁の深い地域でもあります。
 「こうした土地柄でしょうか。保護者はもとより、地域全体が教育に対する関心が高いと感じます」と話すのは清水小学校校長の池田昭夫二さん。そのため、地域の人々の中に子どもの健全育成の力になりたいという思いが強く、行事のたびに多くの協力が得られています。「生活科や総合的な学習の時間には、地域の皆さんが方言や昔の遊び、戦争体験の伝承など、先輩としてたくさんのことを教えてくださり、ありがたいですね」。
 この清水小学校で毎年実施されている伝統行事が「錦江湾横断遠泳」。大正6年、文武両道を目指して始まりました。昭和57年に復活して以来、昨年第26回大会(通算53回)まで休まず開催されています。  

あやとり  遠泳実施のために、毎年結成される実行委員会。委員長である校長の下、その年に遠泳を希望した4年生以上の子どもの保護者で結成される水泳同好会とPTA、町内会、校区公民館運営審議会、あいご会、スポーツ少年団、そして水泳同好会後援会というたくさんの力を結束して、子どもの「泳ぎたい!」という目標をかなえるために支えます。
 「まさに校区をあげての取り組み。これこそ校区の力です」と池田校長は言います。
 「泳げるようになることが目的ではありません。その過程が大切です。子どもたちは、本当にたくましく成長しますよ」と話すのは遠泳同好会後援会会長の上村敏郎さんです。泳ぐと決めて挑戦する。苦しい練習に耐え抜き、本泳では自信を持って笑顔でゴール! 子どもたちと共に、5月から7月までを駆け抜けた大人たちにも「大きな感動をプレゼントしてくれます」。 昨年の記念文集を見せてもらいました。「錦江湾横断遠泳で〝礼儀をしっかり守ること〟〝親やコーチ、先生方に感謝する気持ち〟〝努力すれば後で楽しいことが待っていること〟を学びました」とは6年生の言葉。どの子の文章にも、強くなった自分への誇らしい思い、そして周りへの感謝の言葉が溢れています。
 「〝負けるな うそを言うな 弱い者をいじめるな〟の清水魂が育まれているでしょう?」長年、清水の子どもを見守ってきた上村さんもうれしそうです。

 

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