リビングかごしま 「これが校区の力だ!」

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原良校区 元気でたくましい 心豊かな子どもになるために 世代を超えたふれあいで地域ぐるみで子どもを育むまち
 

もちつき大会  城山の西に位置し、甲突川に沿った閑静な住宅街の中にある原良小学校。今年で創立54年目を迎えた学校です。近くには鹿児島アリーナなどの公共施設や公・私立の中・高等学校も多く、文教地区とも呼ばれている校区です。
 多くの小学校で児童数が減少する中、同校では増加傾向にあるとか。その理由は近年の区画整理事業によって「新しい町づくり」が進められているため。なるほど、学校の周りでは道路も整備され、新しい集合住宅が目立ちます。
 道路の整備が進むと、便利になる反面、交通量も多くなり、子どもたちの安全面も気になるところですが、「新しい道路は歩道も広いですし、登校時には6人の通学保護員の方々や、毎週火曜にはPTAも交代で見守ってくださるので助かっています」と話す馬場節雄校長。子どもたち自身も交通安全教室などを通して、ルールを守り、安全に登下校することを体得しているそう。「ありがたい事に大きな事故もありません。この春、125人の新入生が加わります。引き続き見守っていただきたい」と話します。  

鬼火たき  校区の行事について聞きました。「特に盛り上がるのが、12月のもちつき大会です。面白いのは、校庭を親和、永吉、原良西、原良城西の4つの町内会ごとに分けそれぞれで同時にもちつきをすること。親和は、いももちを作るんですよ」と教えてくれたのは、原良校区公民館運営審議委員長で、親和町内会会長でもある木原一則さんです。
 同じく校庭で行われるものに、「鬼火たき」があります。校区内の竹林から、竹を切り出すのはお父さんたちの役目。「若いお父さんの中にも、やぐらを組める人がいて、しっかり伝承されているのが頼もしいですね」と木原さん。
 伝承と言えば、校区内に発祥碑などもあることから、原良では「おはら節」が大切にされています。80歳を超える人もいるという民謡保存会の皆さんから、3年生が踊りを習い、学習発表会で、生の三味線や太鼓、歌にのせて踊りを披露。もちろん、運動会の全校ダンスもおはら節です。
 こうした行事を通して、地域の大先輩とも触れ合う機会の多い子どもたち。「給食へ招待されたとき、1年生の子どもが手を引いてくれ、こまごまと世話をしてくれることがうれしかった」と話す木原さんに、馬場校長も思わず笑顔に。
 原良小の目指す〝やさしく思いやりのある子ども〟が育まれていることが分かる瞬間です。

 

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