リビングかごしま 「これが校区の力だ!」

リビングかごしま新聞紙面企画
「これが校区の力だ!」の
最新号&バックナンバーがみれるよ!

吉野校区 地域ぐるみで取り組む子どもたちの健全育成 地域における生活体験、社会体験で、伸びやかな子どもに
 

地域との連携で継続する「わくわく吉野塾」

わくわく吉野塾  創立136年という、古い歴史のある吉野小学校を中心に、9つの町内会から構成されている吉野校区。交通量の多い県道が縦断する広いエリアであるため、登下校時の子どもたちの安全を守ろうと、地域に住む大人たちが安全パトロールに力を入れています。
 「帽子や腕章などを付けてのパトロールは、歩いているだけでも、犯罪の抑止力につながりますが、効果はそれだけではないですよ」と話すのは同校の押領司なおみ教頭です。例えば吉野校区公民館運営審議会委員の皆さんが実行している「あいさつ通り」などでは、元気にあいさつを交わすことで、お互いを認知し合い、顔見知りになることで世代を超えた交流となります。
 町内会長さんたちとの連絡も密に行われていて、新しく空き家が出ると、「人通りがすくなくなっているから、下校時は注意して」などと学校にすぐ連絡が入るとか。PTAの皆さんも5つのコースに分かれて安全パトロール隊。「その中で気づいたことは日誌で報告いただくので、素早く対処できて助かっています」。まさに地域が一丸となって子どもたちを見守っている様子が伝わってきます。

交流学習  地域の人たちとのつながりと言えば、今年6年目を迎えた「わくわく吉野塾」があります。毎月第3土曜の午前中、地域に住む人を指導者に、今年度は「琴・沖縄三しん」「絵画」「茶道」「ゲートボール」を子どもも保護者も楽しんでいます。茶道を教える森鈴子さんは「子どもたちは、所作通りのお点(て)前や、あいさつもしっかり覚えて楽しく参加していますよ」と話します。先生や保護者、友達を招いて開くお茶会はもとより、地区の運動会でもお年寄りにお抹茶のおもてなしをします。「自分たちが学んだことで、相手に喜んでもらえることに、子どもたち自身も喜びを感じているようです」とも。
 また、同校区では古くからの行事も盛ん。秋に御召覧公園で行われる「奉納相撲大会」では子どもたちが町内会対抗で競い合います。「最近は女の子の参加も多いんですよ」と教えてくれたのは帯迫町内会長の前村通さんです。帯迫地区には「棒踊り保存会」もあって、月に一度、子どもからお年寄りまで一緒に練習をしています。「伝統だけでなく、練習の中で縦のつながりを体感できるいい機会。次世代にも伝え残したいものです」
 地域、学校、家庭が連携して子どもたちに多くの体験をさせながら育む吉野校区です。

 

ご意見・ご感想や活動への参加希望などをぜひお寄せ下さい。
小学校の卒業生や同じ校区に住む方などの貴重なご意見をお待ちしております。

メールを送る