リビングかごしま 「これが校区の力だ!」

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宇宿校区 子どもは地域の宝。住みたいまちであるために 「宇宿の子は 宇宿でまもり育てる」を合い言葉に
 

変わりゆくまちの中でも変わらない思い

妙円寺遠行  校庭にそびえる5本のクスノキと1本のケヤキ。どれも樹齢100年を超えていて、今年創立129周年という古い歴史を持つ宇宿小学校で、長い間この町と子どもたちを見守り続けています。
 「子どもたちは実に多くの人たちのお世話になっているのです」と話すのは同校の溝口敬校長。登下校時や休日など、家庭や学校の目が届かない時間はたくさんあります。そんなとき頼りになるのが地域に住む大人たちというわけです。校区内を回る青色回転灯をつけた車や徒歩でのパトロールをはじめ、宇宿商店街全体で取り組む「子ども110番の店」など、「宇宿の子は宇宿でまもり育てる」をスローガンに、心を同じくして、お互いに知恵を絞り、さまざまな活動をしています。
 宇宿1~5丁目と宇宿町が6つの町内会に分けられている宇宿校区。産業道路沿いには大型商業施設や遊技場もでき、学校周辺の区画整理も進められていて、まさに変化の途中にある町ですが、「古くから住んでいる人も、比較的新しく暮らし始めた人も、イベントへの参加に協力的。まとまりのある町内会が自慢です」と教えてくれたのは宇宿校区公民館運営審議会委員長の松下一男さんです。中でも盛り上がるのは、校区町民体育大会や校区球技大会。中学生の参加も多く、町内会ごとに競い合い、子どもと親が一緒になって楽しんでいるそう。

宇宿音頭  また、文化的な行事も盛んです。小学校の体育館を使って行われる校区文化祭では、幼稚園からお年寄りまでの絵画や習字、手芸などの作品がずらりと並びます。校庭ではPTAの皆さんがバザーを同時に開催。「焼きそばやカレーなどが人気で、子どもたちも楽しみにしていますよ」と松下さん。オープニングは南中学校、締めは宇宿小の吹奏楽で、それはにぎやかだとか。
 にぎやかと言えば、軽快なリズムに乗ってなじみのある地名も歌われている「宇宿音頭」があります。まちづくりの一環で8年前、作詞作曲から振り付けまでを、すべて宇宿商店街で携わって作られたもの。ここ宇宿小学校でも4年前から、子どもたちが運動会で元気に踊っています。
 宇宿商店街振興組合理事長の河井達志さんは「子どもたちが校区の行事に参加して、実体験の中で思い出作りをすることが、地域に愛着を持つ上でも大切」と語ります。
 古木とともに子どもたちを地域で見守る宇宿校区です。

 

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